2019年6月25日火曜日

サッカーとインターネット

現在のさかーシーンにおいて欠かせないもの。
それは戦術分析!

そしてそれはネット文化の発展、変遷と共に育
ってきたといえる!ピンキリはあっても、もう
なくてはならないものとなった!おおう

思えばロナウジーニョ時代のバルセロナ黄金期
辺りはブログ文化の隆盛と重なり、「蹴球計画」
等はそれを代表するブログだった。

守備参加しないロナウジーニョの裏のスペース
をめぐるリスク管理の攻防を説き、ペップバル
サ時代にはデビュー戦でのブスケツのパス構成
力が秀でてるのを見抜き、ヤヤ・トゥーレを差
し置いてブスケツを先発起用したペップ・グア
ルディオラがどんな青図を描いているのかを示
唆してみせた。その後のペップバルサ進撃は誰
も予想だにしていなかった時にだ。マッチレビ
ューやめて、技術編のみになってからもイニエ
スタの正対する、人に向かうドリブルが啓蒙さ
れ、大きく伝播したのはこのブログの影響力に
よるものが大きい。


ペップバルサ初期の段階で対ゾーンディフェン
ス攻略の選手配置の三角形、四角形における間
受けという概念が喧伝されたが、その三角形、
四角形には選手の意識的実態があるのか?とい
う擬義を挟んだ「紅のダニューブ」

ペップバルサVSモウマドリー期はポゼッション
さかーへの対策の試行錯誤期。それはTwitter拡
大期にも重なった。そこでペップバルサが示した
メソッドと、それへの対策は、分解&解釈されて、
個別に、将来のサッカー指導者たちに参照&施行
されるだろうと予告し、その後ハリルホジッチを
巡る事件を通して世界と日本のサッカー世界の要
点を描出してみせた@500zoo氏。

そういう論者が入れ代わり立ち代わり、変遷して
った中でずうっと続けられてきたあのブログ!
今をときめくあの監督の名をHNとして始まった
「サッカーの面白い分析を心がけます」著者が遂
に本を!(遅すぎた)

アナリシス・アイ サッカーの面白い戦術分析の
方法、教えます (小学館新書)


この手のものに忌避感がある人でも、まさかサ
ッカーの現場で戦術不在でいいわけない事は、
判っているはず。その分析言語とそれに基づい
た指導が実際的であるかどうかが大事なのだと。

らいかーるとさんがサッカーコーチであるという
実績によって、この本の説得力が増すなどという
気はさらさらないし不敬でもある。実践云々とい
うよりは、むしろブログをずっと続けてきたとい
う蓄積ゆえに洗練されたワーディング力が、サッ
カーシーンに対してリアルタイムであろうとして
いる、事の方が大事な点。みんなどこかで辞めち
ゃうし。

現実を、目の前の現象をどう把握するのかという
洞察力は、あらゆる分野にわたって必要な力なの
で、それに触れられるという意味でも、らいかー
るとさんのブログなり本なりは貴重ねのです。